2020年4月1日より、「日本イギリス児童文学会」は「英語圏児童文学会」に名称を変更いたしました。

英語圏児童文学会(旧・日本イギリス児童文学会)は、1970年12月1日に設立された、英語圏児童文学の研究を目的とする会です。年1回全国大会を開催するほか、支部ごとに例会や研究会を開いています。大会や例会は、会員でない方もご参加いただけます。お気軽にどうぞ。

お知らせ

◆What's New

2025.03.27   『Tinker Bell』原稿募集についてを掲載しました。

2025.02.28   グレーテル座公演『トムは真夜中の庭で』についてを掲載しました。

2025.02.22   東日本支部 春の例会のお知らせを掲載しました。

2025.02.16   西日本支部 春の研究会のお知らせを掲載しました。

2024.11.05   2025年度 第55回研究大会について(速報)を掲載しました。

2024.08.30   パレスチナ・ガザ問題に関する共同声明を掲載しました。

2024.06.30   ホリプロ・ミュージカル『ビリー・エリオット』の優待についてを掲載しました。

2024.06.26   東日本支部『ビリー・エリオット』トーク・イベントについてを掲載しました。

2024.03.07  『Tinker Bell』原稿募集および「『論文とは何か』をもう一度考える」を掲載しました。

2024.02.06   グレーテル座第4回公演『ミッドナイト・ガーデン』についてを掲載しました。

2023.06.25   やなせたかし文化賞についてを掲載しました。

2023.02.14 内閣府「日本学術会議の在り方についての方針」に対する声明を掲載しました。

2022.04.07 ロシアによるウクライナ侵攻に関する共同声明を掲載しました。

2020.10.14   日本学術会議会員任命拒否に対する抗議声明文についてを掲載しました。

2020.10.05   西日本支部 連絡先変更とメールアドレス登録のお願いを掲載しました。

◆メーリングリストにご登録ください。

 

2023年6月中旬より、新しいメーリングリストの運用を開始しました。

全会員に向けての周知事項はメーリングリストを通して連絡しております。

まだメーリングリストを通した連絡を受信できていない方は、必ず事務局にご連絡ください。

★グレーテル座公演『トムは真夜中の庭で』について

 

グレーテル座の公演『トムは真夜中の庭で』(原作:フィリパ・ピアス)が以下の日程で開催されます。当学会会員を対象とする優待チケットは、会員専用ページ掲載のチラシからお申し込みください。

 

公演日時:4月27日(日)12時開演 16時開演

会場:セシオン杉並ホール

★東日本支部 春の例会のお知らせ
東日本支部の春の例会を下記のように開催いたします皆さまの参加をお待ち申し上げます。
 
東日本支部 春の例会
*ハイフレックス(会場&Zoomリアルタイム配信)開催
*どなたでも歓迎! 事前申し込み制です。会場にご来場予定の方もPeatixからお申し込みください
 
お問い合わせ:[email protected]
日時:2025419日(土曜日)
場所:共立女子大学 神田一ツ橋キャンパス *棟と部屋は後日、Peatixにてお知らせします。   最寄駅 神保町駅A8出口
ハイフレックス(対面とZoom併用)開催
参加費:学生以外(会員・非会員)500円、学生(会員・非会員)無料
 
・プログラム概要
12:30-13:30 アーリーキャリア・フォーラム:論文作成のためのワークショップ

コーディネーター:森 有礼(中京大学 国際学部)

*昨秋の大会時のワークショップに引き続き、論文作成のためのポイントについてお話をしていただきます。今回は特に「引用」にフォーカスします。新年度、論文執筆をお考えの若手研究者必見です。
*対象:大学院生(修士課程、博士課程)、博士論文執筆中、あるいは執筆を考えている方、大学院入学を考えている学部生、若手研究者、その他、ご関心のある方はどなたでも歓迎です。
*会員以外の参加も大歓迎です。

14:10 春の例会 開会の挨拶
14:15-14:45  研究発表 司会:藤本朝巳

Sasaki Anna(清泉女子大学 総合文化学部) 
"How The Smell of a Rainbow is Crafted: The Content Analysis of a Scratch-and-Sniff Picture Book"
The Smell of a Rainbowがどのように作
られるか:スクラッチアンドスニフ絵本の内容分析)

*英語による研究発表です。通訳はありません。
*研究発表の詳細は添付ファイルをご覧ください。

15:00-15:20  英語圏児童文学会 東日本支部 支部会
*会員以外は一旦、ご退室をお願いします。

15:30 講演:髙尾直知(中央大学文学部) 司会:伊藤淑子 
「花崗岩とロザリオ──ホーソーン『おじいさんの椅子の物語のすべて』と歴史認識」

概要:19世紀アメリカの作家ナサニエル・ホーソーン(1804–1864)といえば、『緋文字』(1850年)など、ピューリタンの歴史思想を扱った作品で有名だ。しかしそのような歴史的関心の理由は、みずからのピューリタン先祖が犯した「罪」の意識からというよりは、より広義にアメリカという国そのものの持ついびつな道徳性への批判の思いだったのではないか。本講演ではそのようなホーソーンの批判性を、こども向けの歴史書『おじいさんの椅子のすべての物語』(The Whole History of Grandfather’s Chair, 1841)のうちに確かめ、児童書であるがゆえにこの批判性がしめされていると同時に、教育的配慮から隠蔽されているようすを確認してみたい。さらにはそのような批判性がホーソーン作品のうちでいかに解決されていくか、同時代作品との関連を見ようと思う。

17:00 例会終了

17:30-19:30 懇親会
*会場周辺の飲食店で開催します。
*会員・非会員を問いません。参加希望の方は、4月10日までにイベント申し込み時に懇親会チケットをお求めください。参加費は当日の受付時、現金で納入をお願いします。
(学生3, 000円 一般5,000円 )
皆様のご参加をお待ち申し上げます。
英語圏児童文学学会 東日本支部
20250419 東日本支部 春の例会 チラシ.pdf
PDFファイル 504.1 KB
2025春の例会 研究発表(Sasaki Anna).pdf
PDFファイル 430.7 KB
◆第55回(2025年度)研究大会について(速報)
第54回研究大会の総会にて周知されましたように、
会場は大阪府立中央図書館(東大阪市)に決まりました。
日程は2025年11月15日(土)と16日(日)です。
詳細は別途ご連絡致します。

◆パレスチナ・ガザ問題に関する共同声明

 

 

 202310月以降、軍隊による暴力的破壊が続くパレスチナ・ガザ地区では、外部からのライフラインも遮断され、多くの市民が水や食料の不足に窮乏し、砲撃を受けて命の危険にさらされています。戦争状態のなかで最も大きな被害を受けるのは無力な子どもたちであり、今も何十万もの子どもたちが家を追われ、危険にさらされています。

 無辜の子どもたちへの身体的・心理的影響は甚大であり、子どものための文学・文化を研究する団体として、英語圏児童文学会・日本児童文学学会・絵本学会の各理事会は、この事態に強く抗議し、一刻も早い平和的解決を求めます。そして、ガザの人々への人道的救援、救命物資を求める声に賛同し、とりわけ子どもたちへの救済を強く求め、ここに共同声明を発表いたします。

 

     2024年8月13日

      英語圏児童文学会理事会(会長・川端有子)

    絵本学会理事会(会長・水島尚喜)

      日本児童文学学会理事会(会長・浅岡靖央)

◆第54回研究大会の研究発表申し込みに関するお知らせ

 

2024 年度(第54回)研究大会実行委員からのお知らせです。締め切りは6月30日(日)です。

詳細は PDF ファイルにてご確認いただきますようお願い致します。

 

 

英語圏児童文学会_大会発表募集_告知_hp.pdf
PDFファイル 569.5 KB

内閣府「日本学術会議の在り方についての方針」に対する声明

英語圏児童文学会、絵本学会、日本児童文学学会はかねてより、日本学術会議の会員任命拒否の撤回を求める共同声明を発表してきましたが、2022126日に内閣府が発表した「日本学術会議の在り方についての方針」には、「会員等以外による推薦などの第三者の参画」「日本学術会議会員の任期も踏まえ、できるだけ早期に関連法案の国会提出を目指す」といった見過ごすことのできない内容が含まれています。

 そもそも政府は、2022年夏までにこの件に関しての方針を発表すると約束しながら、それを果たしていません。そこにこの唐突な改革のための法改正案提出です。

日本学術会議は、会長談話として「日本学術会議法改正に関わる今般の報道について」、また会長コメント「「日本学術会議の在り方についての方針」の公表について」を発表しましたが(20221128)、我々三学会はこれを全面的に支援するものです。学術会議の独立性を尊重し、学問の自由を堅持するために、これら関連法案の国会提出の中止を求めます。

 

20232

◆会員情報

 

 このたび、会員の梅野愛子氏が「日本児童文学学会創立60周年記念論文」募集に応募された論文「包摂と排他:絵本Julian is a Mermaidにおけるジェンダーアイデンティティ承認の描かれ方」が、佳作に選出されました。おめでとうございます。

(本件は、20221019日付で発表されました)

 

◆ロシアによるウクライナ侵攻に関する共同声明

 

 私たちは、ロシアによるウクライナへの軍事侵攻について、とりわけ子どもたちを含む民間人への攻撃に対して、強く抗議します。

 これは、当該国の人々の安全と生活を脅かすだけではなく、世界中を危機に陥れることが懸念されます。

 児童文学・児童文化を研究する団体として、英語圏児童文学会・絵本学会・日本児童文学学会は、世界中の子どもたちの平和と安全と文化的な生活を心より願い、武力ではなく協調と対話による一刻も早い平和的解決を求めます。

 

 202247

  英語圏児童文学会理事会(会長・川端有子)

絵本学会理事会(会長・藤本朝巳)

  日本児童文学学会理事会(会長・宮川健郎)

◆日本学術会議会員任命拒否に対する抗議声明文について

 

2020年10月14日に、日本児童文学学会・絵本学会・英語圏児童文学会の三学会から、内閣府宛に添付ファイルの文書を送付いたしましたので、ご報告いたします。

 

日本学術会議第 25 期新規会員任命に関する緊急声明.pdf
PDFファイル 269.5 KB